ずっと俺がそばで守るから…

やっぱりあなたはわたしのヒーロー

「未来!!」




ガラガラっ!といって保健室のドアが開いた。




「なづな…」




「なんでそんなに濡れてるの?!」




「実はね…」




***




「許せない…」




なづなは、歯を食いしばりながら言った。




「未来!未来は今日はもう帰りな?」




「ゆっくり休んだ方がいい」




確かに、プールに入ってから頭痛いし、精神的にも辛い。




「岩瀬!今、大家さんに電話した。岸本の言う通り帰った方がいい」
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