迷宮の君

「今日もサーフィンですか?」



ごまかしたつもりだったのに、
俺は彼女から声をかけられた。


「え、あ…ハイ」


か、彼女に
話しかけてもらえるなんて
夢にも思わなかった…。

今日は
雪でも降るのか?!

そう思うくらい、
俺には驚く出来事だった。
< 6 / 35 >

この作品をシェア

pagetop