mk学習帳
「おお!えーとなぁ、12半に終わるからそれ終わったらテニスコート行くわ!」

「わっ、分かりました!!」

先生が普通にいいよ、と言ってくれたのが予想外でびっくりと共にだんだん心拍数が上がっていく。

先生と二人きりで会えると思うといつも以上に集中して、いいボールが打て、全てがいいこと尽くしだった。


そして、気がつくと12時。私たちは、ほかの部活よりも早く終わってしまったため、宿題を教室に忘れたので取りに行くことにした。

さすがに前みたいに山村さんと先生が二人でいたらと、不安になりながらも階段を上っていく。

教室に入るとだれも、いなかった。
安心したと同時にドキドキが増してきた。
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