バッドテイストーヴァンパイアの誤算ー



「やだ、さみしい…」

「出ていかないで…」

激しい快感と熱に浮かされてとっくに彼女は限界を超えていたが、俺の目を見て泣きそうな顔で小さく懇願する

確かに言ったんだ、俺は夢かと思った

でも、夢でもいい、

こんな夢が見れるなんて幸せだ

「約束する、ずっといる、離れない」

いい加減休ませなければいけないのは分かってる、でも彼女が俺を離さないと言い訳する

俺は先ほどからの彼女の態度と言葉に有頂天になっているどころか、夢見心地になっている

彼女が俺にあんな感情、嫉妬心を持つはずがないからきっとこれは夢だ、夢なら好きにさせてもらおう

もうまどろみ始めている彼女を刺激して強引にこちらに引き戻す
気を失いかければそのまましばらく抱き締めてまた強い刺激を与える

それをを何度も何度も朝まで続けた

彼女の中をオレでいっぱいにしたい、どれだけ限界を越えても足りないと思った

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