御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
「こちらこそ……よろしくお願いします」

挨拶を交わしたあと、その日は連絡先だけ交換して別れた。

その後、何通かメールを交わして、奏と美影のふたりで食事へ行く約束をした。
総理の妻が果たすべき責務について、教えてもらうつもりだ。

けれど――その約束が果たされる前に、ふたりは違った形で顔を合わせることとなる。

鷹凪や小田桐、そしてその妻たちを巻き込んだ、想像もしえない事件が待ち構えていた。


< 88 / 147 >

この作品をシェア

pagetop