恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「ったく。記憶なくすほど酔った挙句、男の前で服脱いでも貞操が無事だったのは、相手が俺だったからだぞ。ま、俺は最初っからソファで寝るつもりだったが・・ておいっ、湖都!?どうしたんだよ!なんで泣くんだよ?」
「ご、ごめ・・・・・わたし、ずっと、自分が・・・何て事をしてしまったんだって、ずっと・・・」
「あ・・・・・そっか。気にしてたのか。覚えてなかったなら尚更だよな。ごめんな。俺が悪かった・・」
「ちがっ!岸川さんが悪いんじゃなくて。全ては私が・・・私のせいなんです」
私が自分のトートバッグからハンカチかテッシュを出すよりも早く、岸川さんは彼自身のハンカチを、私に差し出してくれた。
お礼を兼ねて頷きながら受け取ったそれを、涙で濡れた目頭や頬に充てて、私は泣き止もうと懸命に努力をした。
「ご、ごめ・・・・・わたし、ずっと、自分が・・・何て事をしてしまったんだって、ずっと・・・」
「あ・・・・・そっか。気にしてたのか。覚えてなかったなら尚更だよな。ごめんな。俺が悪かった・・」
「ちがっ!岸川さんが悪いんじゃなくて。全ては私が・・・私のせいなんです」
私が自分のトートバッグからハンカチかテッシュを出すよりも早く、岸川さんは彼自身のハンカチを、私に差し出してくれた。
お礼を兼ねて頷きながら受け取ったそれを、涙で濡れた目頭や頬に充てて、私は泣き止もうと懸命に努力をした。