サクラサク~恋の蕾、花が咲く時。~
第22章 えー?!

とある日の
ゆりなと久也の同棲の家にて。



ゆりなside

今日私たちは
仕事が休みだった。



今日はお家で
まったりしています。


が…




ピンポーンっ




「ん、誰だろ?
あ、俺でるよ」




「じゃあお願い」



「ん、了解」



ガチャっ




「よっ!」



「……」



バタンっ




「久しぶりに来たのに
なぜ、閉める?!」



ガチャっ




「久しぶりに来た今日は
どんな用事だよ」




「ん、まぁとりあえず
家ん中におじゃまする」





「あ、龍平くん。
久しぶりだね。
あれ?ゆかりさんは
一緒じゃないの?」




「ん、まぁ今日は俺だけ。」




「え~。
久しぶりに来たかと思ったら
ゆかりさんが
一緒じゃないなんて
つまんな~い。」





「俺って、ゆりなたちから
ひどいいわれようだな」




「まぁ気にするなよ。
で、久しぶりに来た
今日はどんな用事?」




「実は…」



「「実は…?」」


「俺、ゆかりに
プロポーズしたんだ。」




「おぉ~!で、
ゆかりさんの返事は?」




「OKだった。けど…」




「「けど…??」」





「俺とゆかりの子どもが今
ゆかりの腹にいることも
わかったんだよ。」




「おめでとう。」




「めでた婚するんだね」





「ちょっと順番が違ったけど
そういうこと。

ってことで二人に
報告したし俺帰るね~。」





「おう。
ゆかりさんと
生まれてくるこどもと
幸せにな。」



「ゆかりさんに
おめでとう。って
よろしく言っててね。」




「おう。じゃな!」


< 35 / 46 >

この作品をシェア

pagetop