サクラサク~恋の蕾、花が咲く時。~
第7章 お茶の道?


何も問題が
起こることなく
日は過ぎた。



夏休み前のこと。





2年生になってから
参加できるようになる
お茶会に参加した。


これは
他の高校の茶道部と
交流してのお茶会。


私たちは
お客さん側ではなく
おもてなしする側。


ちなみに
お客さんは一般の方々



文化祭のときとは
また雰囲気が違う




雰囲気は違うけど


忙しさは
文化祭のときと
同じくらい忙しい。



お菓子を出し
お茶を運び
お茶碗を下げ


その繰り返し。



動作は
繰り返しになるけど
お客さんの顔ぶれは
毎回変わる。



"一期一会を大切に。"



お茶の先生が言ってた。



どこかでまた
お会いするかもしれないし
もう会うことは
ないかもしれない。


お茶の道は
奥が深そうだ。





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