東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編
ゆかりは、隣で悲しい顔やら嬉しい顔やら忙しそうに表情を変え。

親父が、ゆかりに俺の事をお願いしてくれていた。

そんな時間が、当時の弱い俺には本当に辛く苦痛に感じ早く帰りたかった。


「おやじ、そろそろ行くわ。また、顔だすよ。」

ゆかりの顔すら見れないぐらい、もうこの場から離れたくなった…

おやじ
「そうか。元気でやるやぞ。」

おやじは、一言だけそう返してくれた。

ゆかり
「お父さん、また来ますね!」

おやじ
「ゆかりちゃん。本当ありがと。陸には苦労かけてるから本当お願いします。」

最後の最後まで、おやじはお父さんでいてくれた。
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