This Is Love Story
















「龍王…。」















昴兄が呟いた言葉。

小さな声だったけど確かに聞こえた。















……この時、私は知らなかった。













まさかその龍王が、

…私がよく知るあの人たちだったなんて。























龍王現総長の黒龍こそ、









私の愛しい人、

……月島禅だったなんて。






そしてみんなの視線の先に、こちらを冷たく睨む禅くんたちがいたことなんか、知る余地もない…。












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