This Is Love Story












「昴兄、トイレくらい一人で行けるよ(笑)

…そして佑…後でしばき倒してやるから。」









佑を軽く睨んでから、個室を出てトイレに向かう。




それにしても昴兄の過保護具合よ…

どんどん凄いことになってきてる。




昴兄のことだから、きっと私に対する罪悪感もあるはず。

私が禅くんたちと離れたのは、自分のせいだって思ってる。



…あれは、誰のせいでもないのに…。





















「───…おいツキシマ!もっと呑めよ!」









ある部屋の前を通った時、そんな声が聞こえて私は思わず立ち止まる。




え…ツキシマ…?









< 288 / 631 >

この作品をシェア

pagetop