This Is Love Story
だけど…何だ?
この嫌な予感は…
「…禅さん!後ろ────!」
達生の叫び声に、俺は後ろを振り返る。
ほんの一瞬の油断の隙に、背後から振り下ろされた鉄パイプ。
まずい…これは避けきれねぇ…
俺は咄嗟に目を瞑り、頭部を腕で庇う。
しかし数秒経っても、俺の体に衝撃が走ることはなく…
恐る恐る目を開けると、目の前にいたのは唐沢佑だった。
振り下ろされる鉄パイプを素手で掴み、そのまま相手を殴り倒す。
「ぼけっとしてんじゃねぇよ!
結衣を助けるんだろ!?」
そう叫びながら、次々と向かってくる敵を殴り倒していく佑。