届かないこの想いなら終わりたくないから
rain
私、神崎 真琴はいわゆる優等生だ。

学級委員長を難なくし、勉強も敵なしといったほど。

音楽では、幼少期からずっと習っていたピアノのお陰で、問題がなし。

美術ではアイデア力はないけれど、やることが決まれば楽々こなしてく。

体育は....。

まぁ、こういった感じで真面目って思われるけどそうじゃない。

隣で私に話しかけてくれる幼なじみ

いや、隣で私に話しかけてくれる好きな人

谷澤 淳は、この世の中でいうイケメン。

勉強は微妙だけど、小さいときから一緒に手を繋いで行っていたピアノの習い事のお陰で、淳もピアノが弾ける

そしてなによりも体育と美術が天才的で、

他よりも何倍も出来る。

体育では、陸上部に何度もしつこく勧誘されたり、競技会では文句のつけようのない堂々の1位をとる。

美術では、普段は何考えているのか分からないけど、
頭のなかは発送に満ち溢れているのかなと想わせるほどの、アイデア力。

私とは大違い。

だけど、昔から好きだった。

性格だって全然違うのに、

昔から感じてきた想いは恋...なのかな

なんて気づき始めたこの頃だったりして



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