~白の恋人~

・夏休み後半


その後は飲んで騒いでの宴会騒ぎだった。

夜も遅い時間になってきた頃、
大河、仁は酔いつぶれ、学生組はお風呂に入って2階に上がっていた。
龍と竜也はまだ飲んでいて、女4人は後片付けをしていた。


「すげー楽しそうだな。」
「あぁ。あんなに馴染むとはな。」

キッチンで楽しそうに後片付けをしている4人。


「・・・お前、澪ちゃんとのこと考えてるか?」

「先のことか?」
「あぁ。」

「・・・アイツしかいねーと思ってる。今年中には言うつもり。」

「ははっ。お前がそんなこと言うなんてな。俺から見てもお前には澪ちゃんしかいないと思うぞ。」
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