君と見た色
よくラブコメ系の小説に、運命的な出会いと言う物がある。

勿論、僕は運命的な出会いなんて信じていなかった。あんな物はただの作り話に過ぎないと、そう思っていた。

僕は平凡な毎日が好きだ。

特に何もなく過ぎて行く毎日が好きだ。

しかし平凡じゃない毎日も良いかもなって、彼女と出会ってそう思った。

僕の生涯最高の、二度と会うことができない、素敵な友達。


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