幼なじみのおとなりくん。
「あっちにかわいい猫がいてるよ、おじさんと一緒に…」 「ねこ!?」なんと私は極度のねこ好きだった。母が猫アレルギーで、家では飼えないので、ねこにはとても食いついていた。「おじさん!ねこ、ねこどこにいるの!つれてって!」おじさんは少々驚きつつも、「ああ、いいよっ!」 「!?」と勢いよく私の腕を引っ張り私を車に乗せようとした。当然ねこがいるとかなんとかというのは、嘘。これは、ロリコンのおじさんの誘拐である。「ちょっ!離してよ!私、おじさんには一切興味はありません!」 「なっ!?」おじさんは結構ショックそうである。「いいから、乗れ!」 「きゃあっ!」 もうダメだ、と思ったその時…
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