彼氏売買所
あたしは大きく息を吐きだした。


「真由、あんたいつか絶対に痛い目に遭うよ?」


「それは大変。その前に沢山お金を稼いでボディーガードでも雇わないとね」


真由は反省の色なんて微塵にも見せず、そう言って自分席へと向かったのだった。
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