〜普通の中学生とヴァンパイア御曹司〜
あの道で女性と少数の男性に囲まれていた


イケメンがいたからだ。


同じ名前の人が近くに居たのかなと思い


すぐに前を向いた。


そしたらあの低音な声が聞こえた


「おい、無視とはいい度胸だな」


と肩を掴まれた。


後ろを振り向いたら、あら大変


イケメンな顔が数十センチ先にある。


心臓が持たないわ!


と心の中で言いながら


なんとか自我を保ち


そのイケメンに話しかけた


「あの……なにか私に御用ですか?」


私が声を発した瞬間イケメンがちょっと目を見開いた


それもそうだ。唯一のいい所がこの顔と合わないほどの


可愛らしい声だからだ。


そしたらイケメンは言った____
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop