この恋からは絶対に逃げられない!?


声をかけてきたのは私の同期で一番の友達の須藤朱里。
美人で聡明。同期一番のしっかり者だと私は思う。


「おはよう朱里」

「昨日メールし忘れたんだけど。田中さんからの伝言...」

朝一番から仕事の話。さすがはできる同期。
そして彼女のそんなところは嫌いじゃない。

私の仕事のモチベーションが維持できているのはこの朱里のおかげでもある。
どんなことでもめげずに前向きに仕事をしている朱里に何度も背中を押された事がある。
そして彼女は同期ナンバーワンを目指しているのだ。


「それなら私の方から連絡してみる」

「うん、お願い」

「そういえばそろそろじゃない?異動」

「あぁ、本社に新しい人が来るんだよね」

「なんか一人すごい人がいるらしいよ」

「すごい人?」

「なんと!高卒で、しかもエリートなんだって!!」
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