あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「……芽依。」

「な、なに?」

「…呼んでみただけ。」

「な、なにそれ///」


私の肩に腕をおいて、向かい合うようにして芳樹はじっと私の顔を見つめた。


「そ、そんなに見ないでよ。」

「いいじゃん薄暗いんだから。」


しばらく私の顔を見つめてから

芳樹は満足そうに私の頭を撫でて、じゃあね、と部屋を出ていった。

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