あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
[芳樹side]


「やば、久しぶりだからちょっと怖いかもっ…!」

「まだ落ちないから大丈夫だって。」


乗る直前までにこにこしていた芽依は

コースターが動き出した瞬間、思ったより怖かったらしく

ちょっと痛いくらいに俺の手を握っていた。

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