あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
俺今日ちょっと大学に用あるんだよねー、と言いながら

芳樹は私の体を抱き寄せた。


「そ、それじゃあ起きないとなんじゃないのっ…?///」

「んー…、もーちょっとだけ。」


ぎゅーっと抱きしめられて

ちゅ、と軽くキスをする。

寝起きの芳樹は、いつも異常に甘い。
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