私も彼に愛されたい!



「俺たち人探してるんで。」

「どいてもらえます?」


なんでここに?

「「きゃーー!!!♡
冷たくしても無駄〜!!♡」」



朱莉を見ると目を細くして2人を見ていた。


「峻くん。」

「春」


私たちの声で2人がこっちを見る。

「「やっと見つけた。」」


真顔で近づいてくる2人。

え、なに!?

「ひかるっ!!俺はそんな格好許してない!」

「え、え?」

峻くんは自分の羽織っていたパーカーを私に被せる。

隣を見ると、朱莉はがっつり春くんに怒られていた。

「なんでここにいるの?」

「そりゃ女2人で海に行かせるわけないだろ!案の定、そんな格好してるし!」

峻くんは、ジリジリと私に近づく。

「えぇ…なんかごめんなさい。」

謝るのと同時に峻くんが私を抱きしめる。

「はぁ…何もされてなくて良かった。」

「峻くん…」

「全く、ちゃんと俺に言えよ。」

「ごめん。」


結局、4人で海に入ったり、
ビーチバレーしたり、
かき氷食べたり、
楽しく過ごしました。




< 82 / 143 >

この作品をシェア

pagetop