星の雨〜闇夜こそ輝く星〜



教室で待っていると私の隣の席に鞄があった。いるのかな?まだ校内にって別に興味ないからいいけど




秋は、鞄があるからいずれ教室に来るだろう


私は、今日何もないのでゆっくりできる。


秋を待っていると。ドアが開いた。

見てみるとそこには、神楽がいた。

「なんだ美夜輝か」


「なんだってなんだよ。ほんと俺に興味ねーのな」

興味がないわけじゃない

ただ人と関わるのが苦手なだけだ。

「興味がないわけじゃないんだよ。ただ無理やりに好こうとは、しないだけ」

そう相手は、何を考えてるのかわからない。
だから余計怖い。

「お前やっぱ変わってんのな。誰待ってんの?」


「秋だよ。」

そこは、素直に言った。は、なにか考えた後「秋のこと見てあげろよ」と言い
教室を出て行った。


私は、何が言いたいのかわからなかったけど
とりあえず返事をした。


美夜輝もうすうす気づいているのかもしれない。意外と良く見てるし優しいんだな。

けどどれぐらい待っても秋は来なかった。





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