星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
え?どういうこと?




私は、振られたわけで…
私は、神楽が幸せならいいって思ってたけど
何?わかんない。







「なにが言いたいの?神楽は、私の事好きじゃないのに両思いってなに?嘘ついてまでなにがしたいの?」







ムカついてきた。
なんでよ。どうして期待されるようなことばかりするの?



「俺は、あの時お前のことが好きだった。
けど俺あの時誰かと付き合えるほど余裕がなかったんだよ。付き合ったとしてもお前に集中できない。だから断った。」




「え?でもそれは、あの時のであって今は、神楽好きなことができるんだし。私?ん?好きとかは、関係ないでしょ?」



言葉がうまく出てこない。どういうことなの?え?





「だからー。俺は、今も星が好きなんだよ。
あの時は、付き合うとか無理でもさこれからやりたいことやっていけるだろ?だから俺は、星と一緒にいたい。」



嘘。え?!私が神楽の隣にならんでもいいのだろうか。でも嬉しいと心は、嘘をつかない。





「私でいいの?こんなんだよ?神楽ちゃんと答えだしたの?」


私は、…夢??


「お前は…、いい加減信じろよ。やっとお前に触れられるんだ。」

柔らかいものが私の口に当たる。

え?わけがわからない。
キス?された?



「かぐんっっっちょっっはぁん」





変な声がでる。




「はぁはぁ////」

神楽は、背が高い。見上げないと顔が見えない。顔をあげると。

「お前それは、反則でしょ」



また甘くて暖かいキスが降ってきた。


「神楽//////まぁッッんぅ」



「お前こういうの初めて?かーわい。なぁもっとしていい?今まで頑張っんだしいいよね?ね?」


ずるい。なんでこういう時だけテンションあがるの!



無言でいるとまたもや降ってきた。
もうされるがままだ。そんな幸せな日々
がいつまでも続くと信じている。



この星空の下私達は、もがきながらも小さな幸せを光を掴むんだ。


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