星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星!どっか行こ!6人で!」





また笑える日々。




けどひそひそ声が未だに慣れない。




「ねぇ神楽君って星ちゃんと付き合ってんのかなー?どうなんだろー?」



「えーでも星ちゃんきつくなーい?もっとふんわりした人がさお似合いじゃん。」





「まじかよ!綺麗系美人の 星ちゃんがー、」


「俺密かに頑張ったのに…星ちゃん」





あーヤダヤダ。どうせ悪口でしょ。




あー泣きたい。




「おい。行こうぜ」


そう考えていると神楽が来た。
でもなんか教室を見てる?どうしたのと聞くと…


「あと今からやることで怒んなよ?」




へ?どういうこと?何?やるの?


「おいこのクラスの人に言っとくけど
こいつに星に手出したら許さねぇから。
あと女子とか必要以外俺に近寄んな。」




そう言って神楽私の手をとり教室をあとにした。




「神楽!何言ってんの教室で」




「これで平気だろ。」



「神楽。お前さーやるねー俺も美穂に手出すなーっていえば良かった」


「俺絶対神楽と啓に関わりたくないは。」


そう言って男子で盛り上がってる。





繋がれた手からは、暖かい温もり。





きずいてくれてたんだ。たぶん泣きそうだったのもきずいてたんだろうな。


嬉しいけど恥ずかしい!!
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