星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星ちゃん。私の会社には、ある事務所がある。」



事務所?


「芸能人とかの事務所だよ。僕の会社は、事務所もやっているんだ。」


え?!そうなの!でもなんでわたしに?




「その事務所に所属しているStells。星ちゃんは、隠してるようだからあえてふたりきりで話してる」



嘘。バレて…



「大丈夫だよ。誰にも言わない。ただ事務所の社長を任せているやつから聞いてね。神楽にも言うんだって?」



「はい。そのつもりです。いつかは、言わないといけないので」



そっか。把握してたんだ。


「いつから知っていましたか?」



「君とあった時。」


そんな前から。


「隠してくださってありがとうございます。」



そう言うと笑ってくれた。


「神楽に言う時、僕も呼んで欲しい。少し話があるからね。」



「分かりました。」



話って?聞きたいけど聞かないでおこう。まだ聞いちゃいけない気がする。



「それじゃもういいよ。お風呂はいって寝なさい。」



ぺこりと頭を下げてお風呂に。



真実さんは、もう上がって部屋に行ったみたい。


リビングに行くと神楽が不貞腐れていて真実が大変だったと。



それから神楽の部屋で寝る。


これから私達は、どうなって行くんだろうと考えながら。


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