星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
それからチャラめの人と別れて福祉関係の学科に。



福祉関係は、授業日数も少ないため仕事しながらでもやっていける。余裕があるくらいに。


と言っても私選択をしないからなんだけど。
1つしか選択しないため授業も少ない。



「やっぱりここの大学!前から目をつけてたけどいいなー!」



「じゃあ決まり?」


「うん!!」



大学に進学しなきゃいけない。だから私は、なおさらもともと興味のあった福祉。


いろんな人を助けられる。


まぁ私的には、歌手なんだけど。第2の仕事は福祉かな。


そう思っていた。


「まぁずいぶんと回ったよな。いろんな学科あるんだな?」



「神楽は大学とんでもう就職でしょ?凄いよね」



「もともとは、行くつもりでいたんだけど大学で余計なこと学ぶんじゃなくて俺の跡を継ぐなら俺の仕事を学べって。だから海外にまで行ったし」



透さんすごいよ。強引さが…まぁ神楽がいいと思ってるならいいけど。


「アイスクリーム食べようぜ」


今は、秋。こうして神楽とアイスクリームを気楽に食べられるのも今ぐらいなんだろうな。


「うん。食べよ。」


ずっとずっと神楽といれたらいいな。

そう願い夕焼けの道二人で食べあいっこしながら歩いた。



少し切ない私の気持ちには、アイスクリームの甘さがちょうど良かった。
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