星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星は学校に入って何人ぐらい告白されてるの?」


何いきなり?

「え?なんで?私は、今のところ7人かな」

なんで?そんなこと聞くんだろう?

ほんとんど美穂たち目当てで近付こうとする奴らばっかだし。

「7人!!私は、5人だよ!秋も4、5人ってこないだ言ってよね?」


「うん。さすが星だね。挨拶もされるしね。人気者だから。」



「さすがって何それ」

よくわからないな。この2人は、



とにかく学校行かないと。

そうやって歩き出すと後ろに引っ張られ
誰かの体にぶつかった。

「はよさすがとか言ってたけど何がさすがなの?」

なな!!!神楽!!!

「おっはよー!!なになに?なんの話?」

「秋たちおはよう」

男子3人組が来た。
おはようの言い方で誰が誰だかわかるよ。

神楽、啓、春の順番だ。仲いいな。



「星の告られる回数がすごいって話ー」

「ちょっと美穂!!!」



なんか自慢してるみたいで嫌だな。別に
自慢したいわけでもないけど。美穂たち目当てってわかってんのかなこの鈍感美穂!


「へー!何人何人?」

啓くんもすごい聞いてくるな。
って神楽怖い!なんで?なんで怒ってんの?

「星ねー7人だって!」

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