ダメ。俺のそばにいて。
■dolce





「では、学年優勝を祝って、かんぱ〜〜い!!」



「かんぱ〜〜〜い!!!!」





難波くんの掛け声に、クラスみんなで答える。




グラスの中のジュースが踊る姿に笑いながら、ワイワイ騒めく空間に気分が上がった。





「無事文化祭も終わって良かったね。楽しかったなあ〜!」




「ね、終わっちゃうなんて寂しい。」




左隣で浸る真音に、昨日の文化祭を思い出して同意する。



今日は、元気が有り余っているクラスのみんなと焼肉食べ放題のお店で打ち上げ。




いつもたくさん食べるわけじゃないけど、食べ放題に来たからには気合が入る!




「でもまさか学年優勝取れるなんて思ってなかった!難波くんと茉優ちゃんのおかげだね!」



「えへへ、そんなことないよ〜!真音ちゃんがいっぱい衣装作ってくれたから!」



私の右隣の茉優が謙遜するけども、実際かなりの要因になっていると思う。



来てくれたお客さんの人気投票によって決まる順位だもん、絶対に2人の力は大きい。



久遠くんがいるイケメンBARもかなりいいところまで行っていたらしいけど、当の本人が脱走した上、男子ウケ女子ウケを兼ね備えていたうちのクラスが優勝した…って聞いた。




シフト詰めで頑張ってくれた2人には、クラスのみんなで有名店のお菓子をさっき差し入れしたところ。





< 158 / 175 >

この作品をシェア

pagetop