ダメ。俺のそばにいて。



ああ、結局私って本当に、茉優に囚われてる。



「相原茉優…、ふうん。」



久遠くんが顎に手をついて考え込む表情をした。



その口は閉じられたまま。



そりゃ…そうだよね。一旦考えたら茉優ほどプリンセスにふさわしい子なんていない。



「ね、久遠くん。ここの長文の訳し方ってこれで合ってる?」



もうこの話はこれでおしまい。



真音がなんだか言いたそうな顔してるけど、もう正直今はテスト勉強に集中したかった。



私が指差した文章を久遠くんも覗き込んで、やっと話題が逸れたのに少しホッとする。


その後は、話が逸れることもなく着々とテスト勉強が進んだ。



< 175 / 175 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

好きなもんは好き。
莉恋*/著

総文字数/130,721

恋愛(ラブコメ)214ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「なんでそんな馬鹿なわけ?」 「えっとですね、それは遺伝子の問題というものがありまして…」 「ねぇ、俺がお前のこと好きって言ったらどうする?」 「笑う。」 小篠 舞香 *Maika Koshino* × 櫻田 恭平 *Kyohei Sakurada* 幼馴染が恋愛対象? 思いっきり恋愛対象“外”だっつーの! 「その考え、180度変えてやるよ。」 Start 2014.10.3 Fin 2016.6.7 *総合ランキング入り!本当にありがとうございます!*
涙色の空をキミに。
莉恋*/著

総文字数/144,451

青春・友情193ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
君は今、どこにいますか? 何をしていますか? どんな顔をしていますか? …………… 何もかもを"仕方ない"と諦めていた。 広くて、強くて、当たり前のように続いてたこの世界。 そう思ってた私の世界は、 あまりにも狭くて、脆くて、錆びていた。 ここからあの青空に飛び立てる羽根は何をしたらもらえるのだろう。 “涙色の空をキミに。” ……………

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop