かけがえのない人


「ううん、もともとはわたしが悪いから。過去のわたしがやったことだから。彩香に、ちゃんと謝りたい。本返したい。できるなら、仲直りして、また一からやり直したい。」

「わかった。そしたら彩香にいってみるよ」

「ありがとう」


その日はじめてわたしと航は正門でバイバイせずにそのまま彩香の家に向かった。


中学のときと同じ場所だった。


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