私、今日人を殺す予定なの。
「人殺したからさ、また、頼んでもいい?」

『あぁ、いいぞ』

私は、霊としてこの世に残った。
だから、久遠くんの会話、ぜーんぶ聞こえるんだ。

世界トップレベルの会社の社長さんなんだっけ。久遠くんのお父さんは。なんでも叶うんだね。

….なんで、私が。


誰もいない放課後の校舎で、私は久遠くんにばらばらに切断された。

…綺麗な、顔も。
…細長い足も。
…….全部、全部。

「前より切断がうまくなったな。」

と、久遠くんは私を見て笑っていた。

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