矢沢神奈の恋愛事情


「さてと…なにやればいんだよ。」

まず何をすればいいか聞いとけば良かった。

「ちょっと」

座り込んでいた神奈に強気な声が聞こえた。

自分の事じゃないだろうと練習する光景を
ボーーーと見つめる


「ちょっと!!無視?!あんたよ!!!!」

その声は神奈の耳元にキンキンと響く

「はい?」

「あんた今日体験でマネージャーやるんでしょ?仕事してくんない?」

腕を組んで偉そうに立っている女を見て
樹が言って事を思い出す。

もう一人のマネージャーか。

重い腰を上げて2年の先輩の後ろを
怠そうに付いていく。
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