切ない恋

第1章 ～すべての始まり～

きっかけ

２００７　秋

居酒屋で…



ﾜｨﾜｨ。ﾜｨﾜｨ。

「久しぶり」


「変わってなぁい」


「今何してるの？」


そんな，他愛もない話をしながらお酒を飲んでいた。






「あっ，同窓会しよぉ☆久々みんなで集まりたくない？」




始まりは，ただの思いつき的な誰かの発言から始まった。








この飲み会は，中学の部活の集まり。



吹奏楽部メンバー＋なぜか一人の男の子。






１人の発言から始まった同窓会計画。






女だらけの飲み会で話は盛り上がる。




「冬にしようよ。」



「先生達も呼んでやりたくない？」




話がはずんで盛り上がった頃に，男の子が遅れて登場。







吹奏楽ではないがなぜかいる，大人になってかっこよくなった彼。



あず達は盛り上がっていた。



きてすぐに彼に言った。




「同窓会やろ☆幹事ね☆」




と…頼み…






計画を立てることに。押しつけてないょ…




もちろん，あず達も手伝いますとも☆








４クラスしかなかったあず達の中学。





吹奏楽のメンバーは各クラスに１人づつはいる感じ。









男の子を全体幹事にし，クラス幹事としてクラスに分かれて周知しよぉと…





なんとなく話はまとまり…





そんなこんなしてたら，お店は閉店…







ギリギリまで粘り…すごく迷惑な客。









とりあえず，また集まる約束をし解散した。











あず断れない性格でなんだかんだこの同窓会を園川と仕切ることに…












この幹事のお陰でﾏｻﾙ君と近づく事になる。