キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
猛牛ドロップ蜘蛛の巣の蔦群生地店にて

闇に浮かぶ最後の希望

「あちゃー・・・どこじゃここ」

「蒼井、ナビを・・・あの」

「・・・蒼井さん?」

「えー・・・本当にバリー博士なの?」

「ちょっとキネウム」

「ありえなくない?」

「ていうかなんなのこれ」

「なんなのこのプチハロウィーン」

「見た事無いのが二匹も増えてる」

「僕だって分かりませんよ」

「でも・・・この声どこかで」

「あたしだってキネウムちゃん!」

「憶えてないの?ほら愛の・・・」

「はっ!伝道師様!!」

「ていうか待って待って!」

「・・・君はもしかして」

「・・・ヒイシなのか・・・?」

「あん・・・?ヒイシ・・・?」

「そういえば近くにそんな墓が」

「たっちょったな・・・」

「なんじゃ王子の知り合いか・・・」

「ってちょっと待てい!!!」

「何で女体になっとるの!!!!!」
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