モテ期到来!?!憧れ上司とイジワル同期に迫られてます
見れば、剛から借りた服だと思い出した。


「あっ!もしかして…………。」


剛が私とのツーショットを撮ろうと強請ってきたのを思い出した。

『別に大した意味はないだろう』と笑顔で収まった気がする。


「このTシャツ…………剛のだ。」


あれも策略か?

何の為に?

もしやブラコン?


「まあいいか。」


サッパリしたい私はシャワーを浴びに向かった。

剛に借りたTシャツは洗濯籠に入れ、明日洗って月曜に返そうと決めた。

疲れた私は早くから眠りに就いていた。

来週からも普段と変わらない日々が続くと疑わなかった。

そんな私の穏やかな日々が変わってしまうとは想像すら出来なかった。
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