花子さんには彼氏がいない
「いつもめんどくさいとかゆってるじゃん。そういうのがいけないんじゃないの?」 弟の名前はハル。ハルはしゃけをつつきながら話す。 『・・・そ、そんなことは・・・あるかも』 『はぁ~胸がときめく様な恋がしたい‼』 「トイレの花子さんがなに言ってんだか」 『っと、そのあだ名は禁止っ‼』 私はダンッと机を叩きながら叫んだ。