時を超えた王女と戦国武将達 中編
「なら良かった。照月もわさびも喜んでるからまた遊んでやってくれ。」

「こんな元気そうなら別に行かなくても良かったじゃないですか。もう行きますよ。」

え?もしかして心配して...?

「ああ、元気そうで良かった。じゃあなびび。」

2人は私の反対方向へ歩きだした。

「政宗さん!家康さん!今日はご迷惑おかけしました。ありがとうございますっ。」

政宗さんは片手をあげて手を振った。

うん、さっきまで足取りが重かったけど...。
もう、大丈夫。
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