Sweet Candy ~嫉妬~
「俺、ななに嫌われたと思ってたから。」
って、不安そうな声で…。
「ごめんね…。」
「なな!今から行くから待ってろ。」
へ!?
そう言って一方的にきられた電話。
ていうかっ!
あたし髪とかボサボサだし…
どうしよう…
「なな!?」
わあ!!
急に開いたドア。
そこには息をきらした陸の姿。
ていうかはやっ!!
「なな…。」
「……。」
気付けばあたしは陸の腕の中で…
いつもの陸の匂いにホッとする。