今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
想いのカタチ



いよいよ高校最後の夏休み。

受験生なんだし勉強に専念するべきなんだけど…

でもね、遊ばないと勿体ないと思うんだ。


ということで、高校最後の夏の思い出を作るべく、友達みんなでキャンプをすることになった。



電車に揺られること一時間半、見えてきたのは一面に広がる青い海。

キャンプ場はこの海のすぐそばにある。

ここはテントや布団、バーベキューに必要な網や炭など一式レンタルできるから車がなくても大丈夫なんだ。

食材なんかは海から徒歩圏内にある小さなスーパーで購入できるし、シャワーも設備されてて便利もいい。

何より少ない荷物で来れるのが魅力的という理由で少し遠いこの場所を選んだ。




電車を降りるとすぐに感じる潮の香り。

それがみんなのテンションをより一層高くする。

その証拠に駅からキャンプ場までの結構な長い道のりを歩くだけでみんな大盛り上がりだ。

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