誰よりも君を想う
名前も知らない君に、そんな辛い過去を話さして俺は悲しい。



悲しくなった。。



そして、伸ばした腕を君の腕を握った。


驚いた様に見る君が、俺を見た。



「あそこに、もうひとつ扉があるの。


私はそこにいる。



今はまだ、、生きてる。



だけど死ぬことも出来る。


私は……………本当は生きたい!!!



まだ、恋だってしてない‼「じゃあーーー



戻れたら、恋しょう。



俺はお前を一人にしない。



ずっと一緒に居よう」




俺は君の言葉を遮り、想う言葉を並べた。



それは、どれも本音で偽りなんてない。



「名前、教えろよ」




「虹夏(ニナ)小島 虹夏(コジマ ニナ)」 



「いい名前だ。虹夏、一緒に生きよう」



君と生きて笑いたい。



大切な人がまた、一人できました。



俺は出口に向かって歩き出す………。



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