不器用な恋愛
プロローグ
気がついたら恋に落ちていた
何度も何度も否定した
私は彼なんか好きじゃないって
好きになるわけないって
否定すればするほどに
彼が好きだと教えられる
認めたくない
違う
私は彼のことなんか……
最後の最後ギリギリまで否定して
認めた時には
想いが募りに募ってた
期待して
空回って
泣いて
私は全力で恋をした
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