社会は私に死ねと

3

「久しぶり!ネム!覚えてる!?」

彼女は高校時代の同級生、サイであった。

会うのは高校卒業以来。


「卒業ぶりだよね!?うわー!会いたかったよー!連絡もくれないから、どうしたのかと思ってたよー!」

サイはネムの手を握りながら、ピョンコピョンコと跳ねて再会を喜んだ。

「ねえ、これから暇?少しそこのカフェで話そうよ!私バイトまで暇なの!」

そのカフェは、ネムが一人では入ることのできなかったカフェであった。

ネムはサイの勢いに押されて、一緒にカフェへ入った。
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