あの日キミと
「大丈夫だったか?」

低音ボイス

男らしい腕

サラサラの髪


そこに行ったのは


弥生だった

めんどくさいって


車にいるって言ってたのに


彼はどうやら助けたみたい


それもほんの数秒で

後、少し

もう少し













もう……すこし





ここで私の意識は途切れた










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