極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
「こんな夜中にビール持って男の横に来るか?」


押し倒されるまま、仰向けに組み敷かれる。
天井のダウンライトの明かりが彼に遮られ、視界は逆光の彼だけになった。

肩を掴んでいた右手が耳を伝って顔へと移動し、顎を掴まれた。
触れられたところから、電流がさざ波のように身体に広がっていく。


親指が私の唇に触れ、リップで濡れた唇をゆっくりと愛撫した。
香りも色も味も、唇は彼に染まっている。
それを確かめさせるように、唇の間に指が滑り込んできた。


「男が自分を欲しがってないなんて油断するな」


私を射すくめる目の奥に、独占欲が見える気がした。
ゾクリと身体を震わせる疼きが背筋を撫でる。


このままキスされたい。
彼の言葉の通り、このまま彼に求められたい。


自分の中で沸き上がった欲求に抵抗したいのに、私は彼のなすがままだった。



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