君と私と君
俺の隣の席の子
玲翔side

【たかぎくん?なんて上目遣いされたら弱い…。か、かわいいなこの子。僕の隣の席か】

玲翔 「それは、反則だよ」

咲月 「ん?何か言った?高木くん」

玲翔 「いや、なんでもないよ。それよりさ、その。俺みんなから恐れられてるのに怖くないの?僕のこと」

咲月 「そ、そうなの!?た、高木くんなにかしちゃったの?だれかに」

玲翔 「う、…ん。だけど、正直寂しいよ」

咲月 「悪いことしてその子にちゃんと謝った?」

玲翔 「うんまぁ。僕の気持は届かないだろうけど」

咲月 「そっか。だけど高木くんはちゃんと悪いと思ってるし、そんなに悪い人にみえないんだよね、さつきには。だから、私が高木くんの友達第1号になってあげるね!」

玲翔 「プッ…フハハハ!咲月ちゃんは面白いね!ありがとう!僕の友達第1号さん」

【さつきちゃん…か。かわいいな】
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