結婚のその先に
丘をあがるとそこには意外な人物がいた。

花を手向けて泣きながら手をあわせているのは…翠だった。

栞菜が引き返そうとすると翠と目があった。

このまま立ち去ることもできる。


でも今の栞菜にはそれができなかった。
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