イジワルな彼は私を溺愛しています

デート

デート当日。

「ふぁ」

あくびが出る。

このごろあまり寝れていない。しかも、電車に乗ってるのと眠気が襲ってくる。

「寝たら?」

隣にいる和海が言った。

「着いたら起こしてください」

「ああ」

私は窓にもたれるようにして頭を傾けた。
< 42 / 120 >

この作品をシェア

pagetop