君の笑顔は眩しく、ときどきせつない
自己紹介をしとこう。

俺の名前は萩尾悠。

名字は「はぎお」、名前は「ゆう」。
父と母、それと兄が一人いる。

兄の名前はつばさで漢字はなくて、

平仮名でつばさ。

つばさも俺と同じく聖原学院の卒業生で

今は立栄大学の1年生だ。

俺は中学校からつばさの影響もあってサッカーをなんとなくやってた。
それなりにやればできるタイプだからキャプテンなんかやったり。

物事にたいしてあまり熱中するタイプじゃないけどサッカーだけはすごく楽しかった。

つばさはサッカーも勉強もできる兄だったから

大学へはスポーツ特待生と勉強特待生の両方で入学した。


俺は勉強は兄まではいかないけどそこそこできる。

この高校にはスポーツ特待生として入学した。

一応勉強もしときなさいって両親に言われたもんだから普通科の特別進学専攻に入れられた。



学校生活には不安はないし、
サッカーを通してできた友達もいるから
それなりに三年間は過ごせそうだ。


ここまで自己紹介をして分かるように
俺は普通の男子高校生だ。




ただの、普通の高校生。
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